エレキギターはボディ部分に埋め込まれているピックアップというパーツが弦の音を拾ってジャックからシールドを伝ってアンプへと音を送り出しています。
マイクと同じ役割りです🎤
ピックアップには大きく分けてシングルコイルピックアップと、ハムバッカーピックアップの2種類があり、それぞれに特徴があります。
シングル(S)、ハム(H)なんて略して言ったりします。
これがシングルコイルピックアップです。
ストラトキャスターなどに搭載されていて、ポップスやロックなどで良く使われます。
音は繊細で、高音域が強調された明るく固い印象です。
コーラスを掛けたクリーンサウンドでアルペジオを弾くと透明感があり気持ち良いです。
歪ませてソロなんかを弾くとギャンギャン暴れるようなサウンドになります。
ノイズが出やすいという欠点もあります。
こちらはハムバッカーピックアップです。
↑の画像だと黒いカバーが掛かっているので分かりにくいですが、シングルコイルピックアップが二つ合体した形状になっています。
ハムバッカーはシングルに比べパワーがあり、ノイズが少ないというのが魅力です。
中音域が強調されたサウンドで、歪ませてパワーコードなんかをズンズン弾くのに適しています。
歪ませた状態でソロなどを弾くと、もっちりとマイルドなサウンドです。
ハードロック、メタル系のジャンルで良く使われます。
シングルとハムが二つ混ぜて搭載されているギターもあります。
曲中の雰囲気に合わせてシングルとハム両方を使い分ける事が出来、愛用者も多いセッティングです。
ヘッド側から順にシングル、シングル、ハムと数え、その頭文字を取ってSSHと言われます。
ハム、シングル、ハムのHSHといった配列のギターもあります。
シングル×3つならSSS、ハム×2ならHHです。
ギターを購入する際、装着されているピックアップのタイプで決めるという選択肢があっても良いですね。