ギター専用の楽譜をタブラチュア譜、略してTAB(タブ)譜と言います。
音楽の授業で習うような音符が書かれた通常の楽譜と違い、視覚的にギターの指板を表す事が出来る便利な楽譜です。
まず、タブ譜には6本の横線が書かれています。
この6本の線をギターの6本の弦だと思って見て下さい。
一番上が細い1弦で下に行くにつれ2弦、3弦となっています。
続いて、タブ譜はその線の上に音符ではなく数字を書きます。
この数字はフレット数を表します。
5弦の線の上に3と書かれているので、5弦の3フレットを押さえるという意味です。
そのため数字は必ず線の上に書かれます。
次は4弦の線の上に0と書かれていた場合です。
これは0フレット、つまり左手でフレットを一切押さえずに4弦をそのまま弾くという意味です。開放弦とも言います。
複数の音を同時に鳴らす場合は、縦に並べて表記します。
次のタブ譜を見ながら順番に弾いて行きましょう。
左から右に向かって進んで行きます。
指は全て左手の人差し指一本で構いません。
これは、ドレミファソラシドをタブ譜で表記したものです。
最初は読み方と手の位置が今どこにいるのか苦戦すると思いますが、馴れてくると手は見なくても感覚で位置を把握出来るようになってきます。